On-Site Laboratory「マケレレ大学遺伝学・フィールド科学先端研究センター」が認定されました(2019年7月23日)

2019年7月23日、古市剛史 霊長類研究所教授が中心となり学内に申請していたOn-Site Laboratory「マケレレ大学遺伝学・フィールド科学先端研究センター」が認定されました。「マケレレ大学遺伝学・フィールド科学先端研究センター」は、霊長類研究所と、長年にわたりフィールド研究で協力してきたウガンダのトップ大学であるマケレレ大学が同大学動物昆虫魚類学教室内に共同で設置し、主にウガンダのカリンズ森林に生息する動植物を対象としたフィールド研究と遺伝科学を融合した先端研究を推進するラボです。

マケレレ大学はウガンダ共和国で最もレベルが高く、東アフリカ最古の大学のひとつであり、多分野において本学と活発な共同研究をおこなってきた実績があります。具体的には、1992年に本研究所がカリンズ森林で野生チンパンジーの調査を開始して以来、アクセスや治安の良さから各国の専門家が生態学、行動学、生理学、遺伝学、ウイルス学等の多種多様な研究を行っており、2015年には、このような共同研究の実績を踏まえて大学間学術交流協定を締結しています。25年の歴史をもつカリンズ森林でのフィールド研究と、マケレレ大学に新設するOn-site Laboratoryでの遺伝学・生理学的研究をクロスオーバーさせることにより、多分野における共同研究の現地における集約・発展が強く期待されています。

 

新たに認定されたオンサイトラボラトリー

マケレレ大学動物昆虫魚類学教室

大学間学術交流協定の様子

 

 

         

 

pagetop
Search